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誤嚥性肺炎を予防するのに今マグネシウムが注目されている?

【はじめに】

誤嚥性肺炎とは、食べ物や唾液など本来であれば気管に入ってはいけない異物が気管に迷入することで引き起こされる肺炎のことであり、特に高齢者に多い疾患であると指摘されています。

一般的には、加齢に伴う老化、脳血管障害の後遺症、もともと神経疾患に罹患している人などが、物を飲み込む嚥下機能や咳をする力が弱まることによって発症しやすくなる病気と認識されています。

そして、これまで積み重ねられてきた知見から、マグネシウムの欠乏が急性心筋梗塞や脳血管疾患などの生活習慣病に加えて誤嚥性肺炎を含む感染症疾患の発症などに関与していることが判明しつつあります。

細菌やウイルスなどの病原体による感染予防の観点から免疫機構を含む生体の微妙な恒常性を維持するために、マグネシウムは広範囲にわたって深く機能しています1)。

従来から本邦では日常生活内で積極的に意識してマグネシウムを摂取している方は比較的少なく、マグネシウムの摂取量が減少することで様々な病気に陥りやすいことが問題視されてきました。

そういった背景を受けて、近年では効率よく簡便にマグネシウム成分を補うことができるマグネシウムサプリメントやマグネシウムクリームという製品を日常的に活用する人も数多く存在しています。

今回は、誤嚥性肺炎にならないために日常生活においてマグネシウム製品を取り入れる重要性について説明します。

【第1章】誤嚥性肺炎になる原因とは?

肺炎全体のうち、誤嚥性肺炎の割合は加齢により増大し、特に70歳以上の肺炎例の約70~80%を占めると言われています2)。

加齢にしたがってあらゆる身体能力が老化する、もしくは脳梗塞など脳血管障害発症後に後遺症を患う、そしてパーキンソン病など慢性的な変性疾患を抱える事によって嚥下機能が低下して誤嚥性肺炎を発症することが往々にしてあります。

本来であれば、人間の身体には生理的に気管に異物が入った際に反射的に咳反射で誤嚥しないようにする機能が備わっていますが、高齢者などの場合はこれらの能力が若年者よりも低下して、仮に異物が気管に迷入してもむせることなく誤嚥してしまうのです。

また、嘔吐物を誤嚥して起こる肺炎もありますし、口腔内が清潔でなく不潔環境であれば肺炎の原因菌が繁殖して通常よりも誤嚥性肺炎の発症リスクが上昇すると指摘されています。

それ以外にも、慢性的な栄養不良、糖尿病などの基礎疾患、齲歯(虫歯)、経管栄養などが誤嚥性肺炎を引き起こしやすくするリスクファクターとして知られています。

【第2章】誤嚥性肺炎にならないためにマグネシウム製品を取り入れる重要性

万が一、誤嚥性肺炎に罹患した際には、一般的には抗菌薬を用いた薬物療法を実践して治癒することがありますが、再び誤嚥をして肺炎が再発するケースが多い為、口腔ケアなどを始めとして普段から誤嚥しないように予防する対策が重要な観点となります。

誤嚥を予防するためには、食事の際に嚥下することに意識を集中することが推奨されており、食事中には寝ころばずにしっかり座ってよく噛む、そして食後すぐには横にならずに概ね2時間程度上半身を起こして保持しておくことも誤嚥性肺炎を防ぐうえで有効的です。

また、物を飲み込みやすくするために、あらかじめ食べ物を小さく切る、水分を多めにする、とろみをつけるなどの工夫策もお勧めします。

食事を摂取する前に数分間に渡って、首、肩、口、舌などの動きを良くして嚥下を補助するための嚥下体操を実践することで誤嚥リスクを軽減させることも知られています。

そして、マグネシウム自体は血液中に約1%程度しか存在していないものの、これまでの数々の研究によって重要な生体因子のひとつであると言われています。

人間の身体の内部では、マグネシウムという成分は通常では多くの酵素を活性化する重要な役割を担っており、生命維持に必要な様々な代謝機構に関与しているファクターと言われています。

マグネシウムは、ミネラル成分のひとつであり、体内で多くの酵素の働きを助けていると同時に、実際にエネルギー産生機構に深く関与しております。

マグネシウムは、普段摂取している栄養素の合成や分解に携わる工程以外にも遺伝情報の発現、そして免疫機能の維持などにも寄与していますから、マグネシウムが生体内で欠乏すると低免疫状態から誤嚥性肺炎のリスクが上昇すると考えられます。

通常では、マグネシウムは主に植物性・動物性食物、そして飲料に広く含まれているとされており、ホウレンソウのような緑色の葉野菜、マメ科植物、ナッツ類なども優れたマグネシウム成分の供給源となり得ます。

一方で、最近では健康志向が高まる中で、自分の食生活に不安を抱く人や健康増進を深く求める方々がいわゆる健康食品の一つであるサプリメントに期待をかけて、日常的に摂取されています。

生体の微妙な恒常性の維持をしている観点から、マグネシウムという物質は広範囲にわたって我々の身体において深く機能しているがゆえに昨今でもサプリメントなどの健康食品類が注目されているのです。

同様に、これまでにオーソモレキュラー医学会はマグネシウム摂取の必要性を度々に渡って強く訴えており、極端な緩下作用を生じることなく適切な用量でマグネシウムを取り入れる方法として経皮マグネシウムを推奨しています。

日本人はマグネシウム不足になりやすく、半数以上の方が理想値には達していないことからも、食事やサプリメント以外の方法で毎日でも使用できる経皮マグネシウムクリーム製品が勧められています。

こうした観点から、誤嚥性肺炎にならないためにも最低限のマグネシウムを摂取することが重要であり、その手段としてサプリメントや経皮的クリームなどのツールを上手く活用する必要があると考えられます。

【まとめ(おわりに)】

誤嚥性肺炎とは、食べ物や唾液などの異物が気管に入って発症する肺炎であり、主に加齢などに伴って嚥下機能や咳反射機能が衰えることで口腔内細菌が肺に迷入することに伴って引き起こされると考えられています。

高齢者、脳血管障害、神経疾患などを持病として抱えている場合に、発熱、咳嗽、濃い色の痰排出などの症状が認められた際には、誤嚥性肺炎が疑われますので、呼吸器内科などを受診するように心がけましょう。

それ以外にも、最近になって食事でむせる頻度が増えた、痰が増加するなどのケースでも、誤嚥が知らず知らずのうちに起こっている可能性が危惧されますので、かかりつけ医や呼吸器内科専門医などに相談するようにしましょう。

そして、私たちのからだの中に確かに存在して色々な生命活動をサポートしてくれているミネラルの中でも、特に現代の人々における心身の健康のために欠かせない代表格が、「マグネシウム」です。

マグネシウムは人体を構成するミネラルの中でも必要量が最も多く、現代人の食生活では不足しやすい栄養素であるので、自分に適したサプリメントや経皮吸収型クリームなどの製品を選択して補給することを心がけることが重要な観点となります。

今一度日々の食事内容や生活習慣スタイルを見直しながら、マグネシウム成分の摂取方法を工夫することによって誤嚥性肺炎を引き起こさないためにも有意義な生活をみんなで過ごしましょう。

今回の情報が少しでも参考になれば幸いです。

引用文献

1)福生吉裕:マグネシウム製剤の臨床治療への有効性. 東京未病研究会雑誌. 1995 年 1 巻 1 号 p. 20-28.

DOI  https://doi.org/10.11288/mibyou1995.1.20

2)長尾 恭史, 小林 靖, 大高 洋平, 篠田 純治, 小澤 竜三, 水谷 佳子, 田積 匡平, 西嶋 久美子, 長尾 徹:誤嚥性肺炎患者における早期経口摂取の検討. 日本静脈経腸栄養学会雑誌. 2018 年 33 巻 5 号 p. 1133-1138.

DOI https://doi.org/10.11244/jspen.33.1133

著者について

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■専門分野
救急全般、外科一般、心臓血管外科、総合診療領域

■プロフィール
平成19年に大阪市立大学医学部医学科を卒業後に初期臨床研修を2年間修了後、平成21年より大阪急性期総合医療センターで外科後期臨床研修、平成22年より大阪労災病院で心臓血管外科後期臨床研修、平成24年より国立病院機構大阪医療センターにて心臓血管外科医員として研鑽、平成25年より大阪大学医学部附属病院心臓血管外科非常勤医師、平成26年より救急病院で日々修練しております。

■メッセージ
私はこれまで消化器外科や心臓血管外科を研鑽して参り、現在は救急医学診療を中心に地域医療に貢献しております。日々の診療のみならず学会発表や論文執筆等の学術活動も積極的に行っております。その他、学校で救命講習会や「チームメディカル:最前線の医療現場から学ぶ」をテーマに講演しました。以前にはテレビ大阪「やさしいニュース」で熱中症の症状と予防法を丁寧に解説しました。大阪マラソンでは、大阪府医師会派遣医師として救護活動を行いました。