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まだ間に合う!?小脳梗塞を予防するためにやっておくべきこと

【はじめに】

小脳梗塞は脳の小脳で発生する脳梗塞です。

小脳は後頭部下部にあり、体のバランスを保つ機能を担っており、小脳を栄養する血管のなかでも椎骨動脈が詰まって血液が充分に流れなくなることで発症すると考えられています。

この小脳梗塞を避けるには、高血圧、糖尿病、脂質異常症などの危険因子をしっかり管理することが重要です。

そして、マグネシウムはカリウムに次いで細胞質内に多く存在する電解質成分であることが知られており、マグネシウムは 300以上の酵素活性に必要なミネラルです。

マグネシウムは人体内では7番目に多いミネラルであると言われており、マグネシウムの欠乏が高血圧や心筋梗塞症、糖尿病、そして小脳梗塞を含む脳血管疾患などの発症に関与していることが判明し、マグネシウムは種々の生体機能に重要な役割を果たしています1)。

生体にとって必須ミネラルと考えられているマグネシウムが豊富に含まれる食事を摂っていると、高血圧や糖尿病などの疾患を含めた生活習慣病を予防して小脳梗塞を回避できる可能性があることが様々な研究で示されてきました。

さらに近年では効率よく簡便にマグネシウム成分を補うことができるマグネシウムサプリメントやマグネシウムクリームという製品を日常的に活用する人も数多く存在しています。

今回は、小脳梗塞にならないために普段からマグネシウム製品を取り入れる重要性などについて説明します。

【第1章】小脳梗塞になる原因とは?

脳梗塞の患者さんでは、普段からとくに生活習慣病(高血圧や糖尿病など)を発症している方が多く、これらの疾患はいずれも動脈硬化を進行させるので、そのぶん小脳梗塞を招くリスクが高くなると言えます。

小脳梗塞を含む脳梗塞のリスクファクターは食生活の欧米化、過剰な塩分摂取、そして運動不足、糖尿病や脂質異常症、喫煙歴、大量の飲酒、日々の強度ストレス、心房細動などの不整脈、加齢などが挙げられます。

小脳梗塞の発症原因としては生活習慣によるものが多く、脂質や糖質の多い食べ物の過剰摂取は、血流の妨げになり小脳梗塞を引き起こす大きな原因です。

アルコールの過剰摂取や喫煙習慣も血管を収縮させて血流悪化のもとになりますので、これらの要素もまた小脳梗塞の原因となります。

糖尿病や高血圧を始めとする生活習慣病も脳血管を詰まらせるリスクを高めます。

また、比較的若年者に多いケースですが、先天的に椎骨動脈が細い場合や狭まっている場合には、怪我などがきっかけで血管が詰まってしまうことがあり、この際にも小脳梗塞を引き起こすことがあると言われています。

【第2章】小脳梗塞にならないためにマグネシウム製品を取り入れる重要性

小脳梗塞の予防法としては他の脳梗塞と同様、動脈硬化の予防が重要な観点となります。

普段から塩分や脂肪分の摂り過ぎには充分注意して、食事内容のバランスを考慮することが大切です。

血液がどろどろと固まり血栓を作るのを防ぐため、水分補給もこまめに行いましょう。

常日頃から生活習慣病について考えて、必要なら生活習慣の改善を行うことが重要なポイントであり、適度な運動で体を動かすこと、あるいは気持ちを穏やかにしてストレスを溜めないことも小脳梗塞を予防する手段のひとつです。

そして、日本人の生活では、食生活の欧米化によってマグネシウムの摂取不足が慢性化しており、そうしたマグネシウムの不足が2型糖尿病やメタボリックシンドロームなど生活習慣病の発症と密接に関与していると考えられています2)。

成人男女問わずにマグネシウムの推定摂取量は、2001年では約270mgと平均的な摂取必要量の310mgを満たしておらず、2010年では約240mgにまで更に減少していることから本邦のマグネシウム不足は年齢や性別を問わず益々深刻化しています。

さらに、マグネシウムは日々の生活において例えば飲酒時などにも消費されますし、食事から得られる糖質成分をエネルギーとして燃焼させるときにも大量に使用されることが知られています。

原則として、マグネシウムなどのミネラルそのものは基本的には体内で十分な量を作ることができませんから、食品などから摂取する必要があります。

主に副菜に用いられている野菜は植物であり、マグネシウムは植物に含まれるクロロフィル(葉緑素)に多く含まれていることから、葉緑素が豊富な食材である緑黄色野菜やわかめ、ひじきなどの海藻類を積極的に食べると良いでしょう。

万が一、食事などで十分な量を取れない場合には市販で販売されて容易に手に入るサプリメントを活用する方法もあります。

そして、これまでにオーソモレキュラー医学会はマグネシウム摂取の必要性を度々に渡って強く訴えており、極端な緩下作用を生じることなく適切な用量でマグネシウムを取り入れる方法として経皮マグネシウムを推奨しています。

特にマグネシウム不足が叫ばれている本邦の日本人では、食事やサプリメント以外の方法で毎日でも使用できる経皮マグネシウムクリーム製品が勧められますね。

総合的に考慮すると、生活習慣病を予防して小脳梗塞を回避するためには普段から意識して食べ物やサプリメント、あるいは経皮吸収型クリーム製品などからマグネシウム成分を摂取する必要性があると言えます。

【まとめ(おわりに)】

小脳梗塞は発症から数時間の早急な治療が重要であり、万が一運動失調が起きているなど動きに不自然さやふらつきがある場合、できるだけ早く医療機関での診察を受けるようにしましょう。

迅速な治療が後遺症を残さない治癒につながります。

同時に、日常生活においては脳の血管への影響を常に考えて、生活習慣をしっかりと見直すことが必要です。

小脳梗塞を再発させないためには、生活習慣の見直しが必要であり、ニコチンは血管を詰まらせるリスクを高めるので出来る限り禁煙しましょう。

また、過度なアルコール摂取もやめて、無理のない程度に体を動かして、定期的に医師の診断を受けることも重要な観点です。

そして、我々の体内ではミネラル成分が様々な身体機能を正常に保つために多彩な役割を担っていますが、中でも近年において生活習慣病の予防対策として重要な位置づけとして考えられているのが「マグネシウム」です。

もし周りに生活習慣病に関して心配している人がいたら、十分にバランスの取れた食べ物を毎日の中で規則正しく取り入れることを推奨すると同時に、特にマグネシウムを中心としたミネラル成分の栄養素を前向きに摂取するように教えてあげて下さいね。

日々の食事内容やサプリメント栄養、経皮吸収型クリームなどを上手に活用してマグネシウムの摂取方法を工夫することで小脳梗塞にならないように実り多い有意義な生活を送りましょう。

今回の情報が少しでも参考になれば幸いです。

引用文献

1) Altura BT, Alutura BM. Withdrawal of magnesium causes vasospasm while elevated magnesium produces relaxation of tone in cerebral arteries. Neurosci Lett 1980; 20: 323-327.

DOI  https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/7443079/

2) 一般社団法人日本生活習慣病予防協会HP:「マグネシウムと生活習慣病 日本人の食生活はマグネシウム不足」より抜粋

DOI http://www.seikatsusyukanbyo.com/calendar/2011/001804.php

著者について

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■専門分野
救急全般、外科一般、心臓血管外科、総合診療領域

■プロフィール
平成19年に大阪市立大学医学部医学科を卒業後に初期臨床研修を2年間修了後、平成21年より大阪急性期総合医療センターで外科後期臨床研修、平成22年より大阪労災病院で心臓血管外科後期臨床研修、平成24年より国立病院機構大阪医療センターにて心臓血管外科医員として研鑽、平成25年より大阪大学医学部附属病院心臓血管外科非常勤医師、平成26年より救急病院で日々修練しております。

■メッセージ
私はこれまで消化器外科や心臓血管外科を研鑽して参り、現在は救急医学診療を中心に地域医療に貢献しております。日々の診療のみならず学会発表や論文執筆等の学術活動も積極的に行っております。その他、学校で救命講習会や「チームメディカル:最前線の医療現場から学ぶ」をテーマに講演しました。以前にはテレビ大阪「やさしいニュース」で熱中症の症状と予防法を丁寧に解説しました。大阪マラソンでは、大阪府医師会派遣医師として救護活動を行いました。