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E型ウイルス性肝炎を予防するのに今マグネシウムが注目されている?

【はじめに】

E型ウイルス性肝炎とは、E型肝炎ウイルス(HEV)に感染することで起こる一過性の急性肝炎のことを指しています。

これまで積み重ねられてきた知見から、マグネシウムが欠乏すると急性心筋梗塞や脳血管疾患などを代表とする生活習慣病の発症のみならずE型ウイルス性肝炎の罹患などに関与していることが判明してきています。

従来から本邦では日常生活内で積極的に意識してマグネシウムを摂取している方は比較的少なく、マグネシウムの摂取量が減少することで様々な病気に陥りやすいことが問題視されてきました。

そういった背景を受けて、近年では効率よく簡便にマグネシウム成分を補うことができるマグネシウムサプリメントやマグネシウムクリームという製品を日常的に活用する人も数多く存在しています。

今回は、E型ウイルス性肝炎にならないために普段の生活においてマグネシウム製品を取り入れる重要性について説明します。

【第1章】E型ウイルス性肝炎とは?

主な感染経路は糞口感染(経口感染)で、衛生環境が整っていない国や地域では感染者が排泄した便に含まれるウイルスに汚染された水や食べ物を摂取することで感染します。

また、日本を含む衛生環境が整備された国や地域ではウイルスに感染した動物(ブタ、イノシシ、シカなど)の肉や内臓を、生や加熱不十分な状態で摂取することによって感染します。

急性E型肝炎は保健所への届け出疾患であり、公衆衛生上においても正確な診断が必要であると考えられています1)。

E型肝炎の一部の症例においては急性肝炎の症状がさらに増悪し、劇症肝炎を発症することになって、肝臓が本来持つ機能が保てなくなり、意識障害や腹水・胸水の貯留、全身のむくみ、出血傾向など肝不全に伴う症状が出現するようになります。

E型肝炎ウイルスに感染した後、2~9週間(平均6週間)の潜伏期間を経て、発熱や全身倦怠感、嘔吐、腹痛、食欲不振、黄疸などの症状が出現しますが、一般的に若年者では無症状あるいは症状が出ても非常に軽い症状で経過することが多いことがほとんどです。

E型ウイルス性肝炎の予後は比較的良好で、通常2~6週間程度で回復し、慢性化することはほとんどありませんが、臓器移植後や血液疾患治療中などの免疫不全状態で感染した場合には症状が慢性化しやすいため注意が必要です。

また、まれに劇症肝炎という重篤な状態に移行すると命に直結することもあると伝えられていて、E型肝炎ウイルスによる劇症肝炎は、特に妊婦さんにおいて発症リスクが高いと考えられています。

【第2章】E型ウイルス性肝炎にならないためにマグネシウム製品を取り入れる重要性

E型肝炎は通常、一過性感染で一般に予後はよいため、症状を軽減するための安静臥床と補液などの対症療法を実施すれば通常2~6週間程度で回復すると見込まれています。

ただし、劇症化した場合には命に関わることもあり、血漿交換や人工肝補助療法、あるいは肝臓移植が検討される場合もあります。

E型ウイルス性肝炎を予防するために、衛生環境が整備されていない国や地域に渡航中の場合は、ウイルスに汚染されている可能性のある水や氷、野菜、肉、魚介類などを非加熱あるいは加熱が不十分な状態で摂取しないことが重要なポイントとなります。

発展途上国や未発展地域に旅行する際などにも、ミネラルウォーターや沸騰させた水を飲むように励行して、確実に加熱されて調理している食品を選択しましょう。

そして、アメリカでの疫学調査によると、マグネシウムを摂取した人(100mg/日)とそうでない人を比較すると、マグネシウムを前向きに摂取した人ではE型ウイルス性肝炎を含む肝臓病による死亡リスクがおおむね50%程度低いことが判明しました2)。

マグネシウム自体は血液中に約1%程度しか存在していないものの、これまでの数々の研究によって重要な生体因子のひとつであると言われています。

人間の身体の内部では、マグネシウムという成分は通常では多くの酵素を活性化する重要な役割を担っており、肝臓と同様に生命維持に必要な様々な代謝機構に関与しているファクターと言われています。

マグネシウムは、ミネラル成分のひとつであり、体内で多くの酵素の働きを助けていると同時に、実際にエネルギー産生機構に深く関与しております。

マグネシウムは、普段摂取している栄養素の合成や分解に携わる工程以外にも遺伝情報の発現、免疫機能の維持などにも寄与しています。

通常では、マグネシウムは主に植物性・動物性食物、そして飲料に広く含まれているとされており、ホウレンソウのような緑色の葉野菜、マメ科植物、ナッツ類なども優れたマグネシウム成分の供給源となり得ます。

一方で、最近では健康志向が高まる中で、自分の食生活に不安を抱く人や健康増進を深く求める方々がいわゆる健康食品の一つであるサプリメントに期待をかけて、日常的に摂取されています。

生体の微妙な恒常性の維持をしている観点から、マグネシウムという物質は広範囲にわたって我々の身体において深く機能しているがゆえに昨今でもサプリメントなどの健康食品類が注目されているのです。

同様に、これまでにオーソモレキュラー医学会はマグネシウム摂取の必要性を度々に渡って強く訴えており、極端な緩下作用を生じることなく適切な用量でマグネシウムを取り入れる方法として経皮マグネシウムを推奨しています。

日本人はマグネシウム不足になりやすく、半数以上の方が理想値には達していないことからも、食事やサプリメント以外の方法で毎日でも使用できる経皮マグネシウムクリーム製品が勧められています。

こうした観点から、E型ウイルス性肝炎にならないためにも最低限のマグネシウムを摂取することが重要であり、その手段としてサプリメントや経皮的クリームなどのツールを上手く活用する必要があると考えられます。

【まとめ(おわりに)】

ウイルス性肝炎にはA~Eの5つの型が存在しますが、E型肝炎ではこのように動物由来の感染もあり、5つの型の中で唯一、「人獣共通感染症」と呼ばれていて、わが国での患者の届出件数は年間500例前後と言われています。

一般的に、E型ウイルス性肝炎は中高年男性において発症数が多いですが、女性や各年代でも発症例は確認されていて、感染すると平均6週間程度の潜伏期間を経て、発熱や全身倦怠感、黄疸などを含む症状が出現する病気と捉えられています。

そして、私たちのからだの中に確かに存在して色々な生命活動をサポートしてくれているミネラルの中でも、特に現代の人々における心身の健康のために欠かせない代表格が、「マグネシウム」です。

マグネシウムは人体を構成するミネラルの中でも必要量が最も多く、現代人の食生活では不足しやすい栄養素であるので、自分に適したサプリメントや経皮吸収型クリームなどの製品を選択して補給することを心がけることが重要な観点となります。

今一度日々の食事内容や生活習慣スタイルを見直しながら、マグネシウム成分の摂取方法を工夫することでE型ウイルス性肝炎にならないためにも有意義な生活をみんなで過ごしましょう。

今回の情報が少しでも参考になれば幸いです。

【引用文献】

1)和田 豊人ら:急性E型肝炎を疑った3例. 青森市民病院医誌. 2019 年 22 巻 p. 1-

DOI https://doi.org/10.24674/aomorihospital.22.0_1

2)Lijun Wu, Xiangzhu Zhu, Lei Fan, Edmond K. Kabagambe, Yiqing Song, Menghua Tao, Xiaosong Zhong, Lifang Hou, Martha J. Shrubsole, Jie Liu,corresponding author1 and Qi Dai:Magnesium intake and mortality due to liver diseases: Results from the Third National Health and Nutrition Examination Survey Cohort. Sci Rep. 2017; 7: 17913.
Published online 2017 Dec 20.

DOI 10.1038/s41598-017-18076-5
DOI https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5738415/

著者について

■専門分野
救急全般、外科一般、心臓血管外科、総合診療領域

■プロフィール
平成19年に大阪市立大学医学部医学科を卒業後に初期臨床研修を2年間修了後、平成21年より大阪急性期総合医療センターで外科後期臨床研修、平成22年より大阪労災病院で心臓血管外科後期臨床研修、平成24年より国立病院機構大阪医療センターにて心臓血管外科医員として研鑽、平成25年より大阪大学医学部附属病院心臓血管外科非常勤医師、平成26年より救急病院で日々修練しております。

■メッセージ
私はこれまで消化器外科や心臓血管外科を研鑽して参り、現在は救急医学診療を中心に地域医療に貢献しております。日々の診療のみならず学会発表や論文執筆等の学術活動も積極的に行っております。その他、学校で救命講習会や「チームメディカル:最前線の医療現場から学ぶ」をテーマに講演しました。以前にはテレビ大阪「やさしいニュース」で熱中症の症状と予防法を丁寧に解説しました。大阪マラソンでは、大阪府医師会派遣医師として救護活動を行いました。