人が生きていく上で欠かせないミネラルと言われているマグネシウム。
マグネシウムが足りなくなると様々な体調不調が起こるため積極的に取り入れていきたいミネラルです。
でも、マグネシウムは体内でつくることができません。
そのため、サプリメントなどを摂取して補うことも可能ですが、マグネシウムは下剤として使われていることからもわかる通り、サプリメントから取り入れようとすると、お腹を下してしまうこともあります。
その点、マグネシウムクリームには、お腹を壊す心配がありません。
塗るだけで、手軽にしかも効果的にマグネシウムを取り入れられるとして、欧米ではマグネシウムは肌から取り入れることが一般的になっています。
国内ではオーソモキュレラー医学会が、マグネシウムの経皮吸収を推奨しています。
また、皮フ科医が、アトピーや敏感肌を直す方法の1つとして、経皮吸収の塩化マグネシウムを使用し始めています。
このように、日本でも専門家の間でも注目され始めているマグネシウムクリーム。
ここでは、その効果や使い方、ドラッグストアで購入できるの?おすすめのマグネシウムクリームは?などなど、マグネシウムクリームについての疑問にお答えします。
【第1章】マグネシウムは肌から取り入れられるの?
マグネシウムは、落花生やアーモンド、干しエビ、納豆、ひじき、昆布、わかめ、アサリなどに含まれています。
多くの日本人は、厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」に比べて、マグネシウムの摂取量が不足気味です。
補うためには、食品や、サプリメントから摂取するしか方法がないと思っている人も多いでしょう。
でも実は、マグネシウムは、口から取れるだけでなく肌から取り入れる「経皮吸収」ができるのです。
そこで今注目されているのがマグネシウムクリームです。
欧米ではマグネシウムクリームを使用することが一般的ですが、日本でも最近になって経皮吸収ができるマグネシウムクリームに注目が集まってきました。
日本では、オーソモキュレラー医学会(ビタミンやミネラル等の栄養素を正しく取り入れて、病気の予防や治療を行う医療を推進している)で、 マグネシウムを肌から取り入れることを推奨されています。
さらには、皮膚科でも、 アトピーや敏感肌の治療に際して、肌から吸収できる塩化マグネシウムを使用され始めているのです。
【第2章】マグネシウムクリームの使い方や効果は?
マグネシウムクリームは、顔はもちろんのこと、全身に使用することができます。
ただ、顔に塗る場合には目に入らないように目元は避けてください。
乾燥や肌荒れなど、気になる部分にマッサージをするような感じで、塗りこんでください。
マグネシウムクリームは、スッと伸びて馴染みのよいものが多いです。
保湿や肌荒れに効果があるとされ、しっとりとした滑らかなお肌に整えてくれます。
お風呂のあとや就寝前、または朝起きた時など、気になる場所に塗ってゆっくりとマッサージしてあげるのがおすすめです。
マグネシウムクリームはお肌を整えるだけではなく、こむら返りや肩こり、腰痛や筋肉痛を改善してくれるのでスポーツの後などにも使用できます。
また、アトピーなどの肌悩みにも効果が期待できるほか、アンチエイジング効果もあるとされており積極的に、毎日のスキンケアに取り入れていきたいアイテムです。
顔にも使える?
マグネシウムクリームは顔にも使用することができます!ただし、身体よりもヒフや薄く敏感な顔にマグネシウムクリームを使う際には注意が必要。
というのも、マグネシウムは基本的に肌への刺激が強いため、実際に使用した人の中には「ひりひりする」「痛い」などという感じることも少ないないのです。
マグネシウムを経皮から摂る場合、濃度が高いほどいいというわけではありません。それよりも、マグネシウム濃度が適正でしみたりひりひりしたりしにくい製品を選ぶことが大切です。
【はじめに】これまでに、顔面を中心にニキビなどの吹き出物が出来てかゆくなる、顔面の肌にブツブツが出来て皮膚が荒れた経験などはありませんか。ニキビは、実に90%以上の人が経験する身近な病気であり、「青春のシンボル」、「成長過程の一[…]
【第3章】マグネシウムクリームはどこで購入できる?
マグネシウムクリームは、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどの通販サイトで購入することができます。
また、マグネシウム製品は海外製品も多いため、個人輸入サイトや海外サプリメント通販サイトなどでも購入が可能です。
「マグネシウムクリーム」と検索するとショッピングページにさまざまな製品が出てきますので、ぜひチェックしてみてください。
ドラッグストアなどでも販売していることがありますが、まだマグネシウムクリーム自体あまり知られていないため、お店によって扱っていない場合も多いです。
確実に入手するためにはやはり通販がおすすめです。
口コミも見れるので参考にしながら自分にあった製品を見つけてみてください。
【第4章】おすすめのマグネシウムクリームやオイルバームは?
ここではおすすめの代表的なマグネシウムクリームやマグネシウムオイルバームをいくつかご紹介します。
迷ったら、マグネシウムクリーム選びの参考にしてください。
<オーガニックサイエンス>マグバーム
100%天然由来成分で構成されたマグバーム。
実はラグビー日本代表チームや元ミスユニバース日本代表なども愛用しており、国内でも180以上のクリニックで取り扱われています。
マグネシウム製品は海外製品が多い中、めずらしい国内製品ということもあり、安心感があるという声も多数。
Amazonでは☆4.2を獲得しています。
<シークリスタルス>エプソムソルトクリーム
マグネシウムと経皮吸収と言えば、古くから使われるエプソムソルトが有名ですよね?
こちらはそのエプソムソルトをクリームにした製品。
乾燥する肌を保湿するエプソムソルトを15%配合。リサイクルできるアルミ容器を使用していて環境にも配慮しています。
<メディション>マグネシウムオイルバーム
死海の塩水(イスラエル産)から採れるマグネシウムを使用。
独自の処方で30%という高配合を実現しました。
厳選された8つの成分を使用し、肌を柔らかく整えます。
【まとめ(おわりに)】
マグネシウムが足りなくなることで、体の様々な不調が起こります。
それなので日々体の中から失われていくマグネシウム。多くの人たちは体にマグネシウムが足りていません。
とはいえ、食事で摂取したりサプリメントを飲むのは面倒と思っている方には、塗るだけで肌からマグネシウムを取り込むことができるマグネシウム系統が最も効果的なんです。
日々の生活にマグネシウムを取り入れて、健やかな身体と肌を手に入れましょう。
著者について
■専門分野
救急全般、外科一般、心臓血管外科、総合診療領域
■プロフィール
平成19年に大阪市立大学医学部医学科を卒業後に初期臨床研修を2年間修了後、平成21年より大阪急性期総合医療センターで外科後期臨床研修、平成22年より大阪労災病院で心臓血管外科後期臨床研修、平成24年より国立病院機構大阪医療センターにて心臓血管外科医員として研鑽、平成25年より大阪大学医学部附属病院心臓血管外科非常勤医師、平成26年より救急病院で日々修練しております。
■メッセージ
私はこれまで消化器外科や心臓血管外科を研鑽して参り、現在は救急医学診療を中心に地域医療に貢献しております。日々の診療のみならず学会発表や論文執筆等の学術活動も積極的に行っております。その他、学校で救命講習会や「チームメディカル:最前線の医療現場から学ぶ」をテーマに講演しました。以前にはテレビ大阪「やさしいニュース」で熱中症の症状と予防法を丁寧に解説しました。大阪マラソンでは、大阪府医師会派遣医師として救護活動を行いました。