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膿胸を予防するのに今マグネシウムが注目されている?

【はじめに】

膿胸とは、その名の通り、胸腔内に膿が溜まる病気のことであり、細菌感染により引き起こされ、時に呼吸困難を引き起こすこともあります。

膿胸には急性膿胸と慢性膿胸の2種類があって、急性膿胸では急激に悪化するリスクが高いため、早期に治療を開始することが重要ですし、慢性膿胸の進行は比較的緩やかですが、状態によっては開胸手術が必要となることもあります。

どちらにしても膿胸は再発しやすい病気ですので、適切な治療を受け、生活習慣に気をつけることが重要です。

そして、これまで積み重ねられてきた知見から、マグネシウムの欠乏が急性心筋梗塞や脳血管疾患などの生活習慣病に加えて膿胸を含む腫瘍性疾患の発症などに関与していることが判明しつつあります。

従来から本邦では日常生活内で積極的に意識してマグネシウムを摂取している方は比較的少なく、マグネシウムの摂取量が減少することで様々な病気に陥りやすいことが問題視されてきました。

そういった背景を受けて、近年では効率よく簡便にマグネシウム成分を補うことができるマグネシウムサプリメントやマグネシウムクリームという製品を日常的に活用する人も数多く存在しています。

今回は、膿胸にならないために日常生活においてマグネシウム製品を取り入れる重要性について説明します。

【第1章】膿胸とは?

膿胸とは、細菌感染により胸腔内に膿が溜まった状態のことを指しています。

胸腔内に感染が広がり、膿が溜まることで発熱・咳・呼吸困難・胸痛といった症状が現れるのが特徴であり、膿胸には急性膿胸と慢性膿胸の2種類があります。

一般的に、発症してから3か月以内を急性膿胸、3か月以上継続しているものを慢性膿胸と呼んでいます。

急性の場合は、発症が急激で重症化のリスクが高いのが特徴的である一方、慢性膿胸では症状が緩慢で重症化はしにくいものの回復しにくく、手術が必要になることもあります。

膿胸は細菌感染症ですので、急激に悪化することに伴って敗血症を引き起こす可能性もあり、敗血症によって全身の様々な臓器がダメージを受ければ、最悪の場合死に至る可能性もあるため十分に注意する必要があります。

【第2章】膿胸にならないためにマグネシウム製品を取り入れる重要性

膿胸の主な症状は、発熱・咳・胸痛などが挙げられていて、特に高熱を伴うことが多く、咳に関しては痰の絡まない乾いた咳が出ることも特徴的です。

重症の場合には、深い呼吸やゼーゼーと音が聞こえるような喘鳴を伴って呼吸困難症状が出現することもあります。

主な治療は、抗生物質の投与と胸腔ドレナージであり、培養検査などによって感染の原因となっている菌の種類を特定し、その結果に応じて最も有効な抗生物質を選択して投与します。

また、ドレーンというチューブを胸膜腔に挿入し、膿を排出する方法を胸腔ドレナージと呼んでおり、特に急性膿胸においては、早期的に抗生剤投与と胸腔ドレナージを行うことが重要です。

急性膿胸に対する治療の要点は、保存的治療抵抗症例をいかに早く見抜いて根治的な手術を施行するかであると指摘されています1)。

感染が重篤な場合やドレナージでの十分な効果が得られない場合には、根治的な手術が必要になる場合もあります。

そして、マグネシウム自体は血液中に約1%程度しか存在していないものの、これまでの数々の研究によって重要な生体因子のひとつであると言われています2)。

人間の身体の内部では、マグネシウムという成分は通常では多くの酵素を活性化する重要な役割を担っており、生命維持に必要な様々な代謝機構に関与しているファクターと言われています。

マグネシウムは、ミネラル成分のひとつであり、体内で多くの酵素の働きを助けていると同時に、実際にエネルギー産生機構に深く関与しております。

マグネシウムは、普段摂取している栄養素の合成や分解に携わる工程以外にも遺伝情報の発現、免疫機能の維持などにも寄与していますから、マグネシウムが生体内で欠乏すると低免疫状態から膿胸を含む疾患の罹患リスクが上昇すると考えられます。

通常では、マグネシウムは主に植物性・動物性食物、そして飲料に広く含まれているとされており、ホウレンソウのような緑色の葉野菜、マメ科植物、ナッツ類なども優れたマグネシウム成分の供給源となり得ます。

一方で、最近では健康志向が高まる中で、自分の食生活に不安を抱く人や健康増進を深く求める方々がいわゆる健康食品の一つであるサプリメントに期待をかけて、日常的に摂取されています。

生体の微妙な恒常性の維持をしている観点から、マグネシウムという物質は広範囲にわたって我々の身体において深く機能しているがゆえに昨今でもサプリメントなどの健康食品類が注目されているのです。

また、これまでにオーソモレキュラー医学会はマグネシウム摂取の必要性を度々に渡って強く訴えており、極端な緩下作用を生じずに適量でマグネシウムを取り入れる方法として経皮マグネシウムを推奨しています。

日本人はマグネシウム不足になりやすく、半数以上の方が理想値には達していないことからも、食事やサプリメント以外の方法で毎日でも使用できる経皮マグネシウムクリーム製品が勧められています。

こうした観点から、膿胸に罹患しないためにも普段から最低限のマグネシウムを摂取することが重要であり、その手段としてサプリメントや経皮的クリームなどのツールを上手く活用する必要があると考えられます。

【まとめ(おわりに)】

膿胸は、感染が原因で胸腔に膿が溜まる病気のことであり、発熱や咳など風邪のような症状で始まるため、放置してしまう人も少なくありませんが、膿胸は早期に治療を開始することが重要なポイントです。

発熱や咳に加えて、胸の痛みや息苦しさを感じるような場合には、早急に医療機関を受診するように心がけましょう。

膿胸は再発しやすい病気でもありますので、一度膿胸の治療が終了した場合でも、定期的な受診を継続しておくと安心できます。

そして、私たちのからだの中に確かに存在して色々な生命活動をサポートしてくれているミネラルの中でも、特に現代の人々における心身の健康のために欠かせない代表格が、「マグネシウム」です。

マグネシウムは人体を構成するミネラルの中でも必要量が最も多く、現代人の食生活では不足しやすい栄養素であるので、自分に適したサプリメントや経皮吸収型クリームなどの製品を選択して補給することを心がけることが重要です。

今一度日々の食事内容や生活習慣スタイルを見直しながら、マグネシウム成分の摂取方法を工夫することによって膿胸を引き起こさないためにも有意義な生活をみんなで過ごしましょう。

今回の情報が少しでも参考になれば幸いです。

引用文献

1)松岡 隆久, 今西 直子, 長井 信二郎, 松岡 勝成, 植田 充宏, 宮本 好博ら:市中発生の急性膿胸に対する胸腔鏡下膿胸掻爬術100例の検討. 日本呼吸器外科学会雑誌. 2015 年 29 巻 5 号 p. 572-575.

DOI https://doi.org/10.2995/jacsurg.29.572

2)貝原俊樹ら:低カリウム血症, 低マグネシウム血症により多型性心室頻拍, 心肺停止となった1例.心臓. 2015 年 47 巻 SUPPL.1 号 p. S1_50-S1_54.

DOI https://doi.org/10.11281/shinzo.47.S1_50

 

著者について

■専門分野
救急全般、外科一般、心臓血管外科、総合診療領域

■プロフィール
平成19年に大阪市立大学医学部医学科を卒業後に初期臨床研修を2年間修了後、平成21年より大阪急性期総合医療センターで外科後期臨床研修、平成22年より大阪労災病院で心臓血管外科後期臨床研修、平成24年より国立病院機構大阪医療センターにて心臓血管外科医員として研鑽、平成25年より大阪大学医学部附属病院心臓血管外科非常勤医師、平成26年より救急病院で日々修練しております。

■メッセージ
私はこれまで消化器外科や心臓血管外科を研鑽して参り、現在は救急医学診療を中心に地域医療に貢献しております。日々の診療のみならず学会発表や論文執筆等の学術活動も積極的に行っております。その他、学校で救命講習会や「チームメディカル:最前線の医療現場から学ぶ」をテーマに講演しました。以前にはテレビ大阪「やさしいニュース」で熱中症の症状と予防法を丁寧に解説しました。大阪マラソンでは、大阪府医師会派遣医師として救護活動を行いました。