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変形性股関節症を予防するのに今マグネシウムが注目されている?

【はじめに】

変形性股関節症は、股関節を構成する骨が変形し関節軟骨の減少などに伴って股関節部の痛みや動きに少なからず制限が生じて日常生活に支障が現れる病気です。

加齢に従って、股関節部痛などの症状が少しずつ悪化することもあり、適切なタイミングで定期的に専門医に受診して経過を観察して症状がひどい場合には確実に治療を受けることが重要な観点です。

そして、これまでの数々の研究においてマグネシウムというミネラル成分の摂取量が減少することで変形性股関節症を含めて様々な疾患に陥りやすいと考えられるようになってきました。

本邦では日常生活で前向きにマグネシウムを摂取している方はいまだに少ない模様ですが、近年では効率よく簡便にマグネシウム成分を補うことができるマグネシウムサプリメントやマグネシウムクリームという製品を積極的に活用する人も数多く存在しています。

今回は、変形性股関節症を起こさないために日常生活においてマグネシウム製品を取り入れる重要性について説明します。

【第1章】変形性股関節症を引き起こす原因とは?

股関節部位は丸い形状を呈した大腿骨骨頭、および骨盤側で受け皿の役割を担っている寛骨臼が組み合わさって構成されており、発育時に股関節が上手く成長しない、もしくは年齢を重ねるごとに関節軟骨がすり減ると変形性股関節症が発症すると考えられています。

前者の発育に伴う股関節形成不全に関しては、わが国では変形性股関節症の主な原因として広く知られていますが、この股関節の形成不全を認める方全員が変形性股関節症発症につながるわけではありませんので誤解しないように注意しましょう。

また、近年における高齢化が進むと同時に食生活の欧米化との関連もあって本邦の変形性股関節症の患者数も増加しており、加齢や長年に渡る負担に伴って関節軟骨が脆弱になってすり減る結果、股関節のスムーズな動作が障害を受けて変形性股関節症を発症します。

【第2章】変形性股関節症に罹患しないためにマグネシウム製品を取り入れる重要性

股関節症の主な症状は、関節部の痛みであり、股関節は脚の付け根部分に位置しているので最初の段階は立ち上がりや歩き始めに鼠径部に疼痛を自覚し、関節症が悪化するとひどい場合には持続痛や夜間痛に苦悩することもあり得ます。

変形性股関節症は一般的に股関節部の痛み症状にくわえて、関節可動域、下肢筋力、日常生活動作能力などを含めて生活の質の低下を伴う代表的な整形外科疾患であると言われています1)。

変形性股関節症における治療方針は、患者さん自身の発症時の年齢、原因となる背景、あるいは病状の進行度や症状の重症度によって選択されることが多く、通常では発症初期段階であれば基本的には保存療法が推奨されます。

発症して間もない頃は、疼痛症状を和らげるために比較的副作用の少ないと考えられている消炎鎮痛剤を服用する薬物療法を中心とした保存療法を行い、痛みが改善されれば運動やリハビリによる筋力増強、姿勢改善、適正体重の維持などを含めた指導が実践されます。

病状が進行しているケースでは手術加療が考慮されることが多く、変形性股関節症に対する代表的な手術治療法としては骨切り術と人工股関節置換術が挙げられます。

そして、マグネシウムは体内に多く含まれているミネラルの一種であり、一部の食物にも含有されていて、身体の中で補酵素や活性型物質として概ね300種類以上の酵素の働きを補助する役割を有しています。

マグネシウムが不足すると、糖尿病や高血圧、メタボリックシンドロームを含めた生活習慣病をはじめとして、肩こりや足のこむら返り、そして変形性股関節症など筋骨格系組織にも様々な症状を引き起こすと伝えられています。

特に、マグネシウムというミネラル成分はカルシウムの作用を調整制御して全身の筋肉を収縮および弛緩させる役割を果たしています。

必須・主要ミネラルであるマグネシウムは身体に必要不可欠な栄養素なので、毎日の食事やサプリメントなどの栄養機能食品から充分に摂取しても悪い影響を及ぼすことはほとんどありません。

昨今注目を浴びている「サプリメント」は、ある成分が濃縮されて、錠剤やカプセルなど、通常の食品とは違う形をして作られた製品を指しており、最近ではサプリメントを通じてマグネシウムを補給する方法が一般的にも広く普及しています。

マグネシウムは、果物や野菜、そして経口サプリメントを組み合わせた食事成分として体内に摂取され、特に経口マグネシウムサプリメントに関しては成人1日あたりで約350 mgの摂取量以下であれば比較的安全域であると伝えられています2)。

また、これまでにオーソモレキュラー医学会はマグネシウム摂取の必要性を度々に渡って強く訴えており、極端な緩下作用を生じることなく適切な用量でマグネシウムを取り入れる方法として経皮マグネシウムを推奨しています。

日本人はマグネシウム不足になりやすく、半数以上の方が理想値には達していないことからも、食事やサプリメント以外の方法で毎日でも使用できる経皮マグネシウムクリーム製品が勧められています。

変形性股関節症を引き起こさないためにも最低限のマグネシウムを摂取することが重要であり、その手段としてサプリメントや経皮的クリームなどのツールを上手く活用する必要があるでしょう。

【まとめ(おわりに)】

変形性股関節症は股関節の軟骨がすり減ることで股関節部の痛みや可動域制限などの機能障害を認める病気であり、その症状は病状の進行度によって異なり、特に近年では変形性股関節症に対する治療精度が向上し充実した医療体制が構築されつつあります。

特に、変形性股関節症における治療では個々の細かいニーズに対応できるように専門医師と相談してどのような治療法が適しているか、あるいはそれぞれの治療策の利点欠点なども含めて十分に理解することが重要であると考えられています。

そして、私たちのからだの中に確かに存在して色々な生命活動をサポートしてくれているミネラルの中でも、特に現代の人々における心身の健康のために欠かせない要素の代表格が、「マグネシウム」であると言われています。

マグネシウムは人体を構成するミネラルの中でも必要量が最も多く、現代人の食生活では不足しやすい栄養素であるので、自分に適したサプリメントや経皮吸収型クリームなどの製品を選択して補給することを心がけましょう。

今一度日々の食事内容や生活習慣スタイルを見直しながら、マグネシウム成分の摂取方法を工夫することによって変形性股関節症を引き起こさないためにも有意義な生活をみんなで過ごしましょう。

今回の情報が少しでも参考になれば幸いです。

引用文献

1) 稲井 卓真, 高林 知也, 江玉 睦明, 久保 雅義:変形性股関節症の進行を遅延させるためのバイオメカニクス研究. 基礎理学療法学. 2021 年 24 巻 1 号 p. 26-32.

DOI https://doi.org/10.24780/jjptf.24.1_26

2) Guerrera MP, Volpe SL, Mao JJ. Therapeutic uses of magnesium. American Family Physician 80:157-162, 2009.

DOI http://www.aafp.org/afp/2009/0715/p157.html

 

著者について

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■専門分野
救急全般、外科一般、心臓血管外科、総合診療領域

■プロフィール
平成19年に大阪市立大学医学部医学科を卒業後に初期臨床研修を2年間修了後、平成21年より大阪急性期総合医療センターで外科後期臨床研修、平成22年より大阪労災病院で心臓血管外科後期臨床研修、平成24年より国立病院機構大阪医療センターにて心臓血管外科医員として研鑽、平成25年より大阪大学医学部附属病院心臓血管外科非常勤医師、平成26年より救急病院で日々修練しております。

■メッセージ
私はこれまで消化器外科や心臓血管外科を研鑽して参り、現在は救急医学診療を中心に地域医療に貢献しております。日々の診療のみならず学会発表や論文執筆等の学術活動も積極的に行っております。その他、学校で救命講習会や「チームメディカル:最前線の医療現場から学ぶ」をテーマに講演しました。以前にはテレビ大阪「やさしいニュース」で熱中症の症状と予防法を丁寧に解説しました。大阪マラソンでは、大阪府医師会派遣医師として救護活動を行いました。