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狂犬病を予防するのに今マグネシウムが注目されている?

【はじめに】

狂犬病とは、犬をはじめとする動物にかまれることで発症する感染症です。

そして、これまで積み重ねられてきた知見から、マグネシウムの欠乏が急性心筋梗塞や脳血管疾患などの生活習慣病に加えて狂犬病の発症などに関与していることが判明しつつあります。

また、狂犬病を引き起こす原因となり得る病原体による感染予防の観点から免疫機構を含む生体の微妙な恒常性を維持するために、マグネシウムは広範囲にわたって深く機能していると言われています。

今回は、狂犬病を発症しないために日常生活においてマグネシウム製品を取り入れる重要性について説明します。

【第1章】狂犬病とは?

狂犬病(英語表記:Rabies)は狂犬病ウイルスにより引き起こされる致死的な神経感染症です1)。

狂犬病を発症する原因となるのは、犬だけではなく、猫やシマリス、コウモリやキツネなども対象となります。

狂犬病ウイルスを持つ動物に噛まれることで感染し、狂犬病ウイルスは陸上に生息する全ての哺乳類動物がこのウイルスを保有している可能性があります。

狂犬病を発症する原因は、陸上に生息する全ての哺乳類動物が持つとされている狂犬病ウイルスが原因になります。

狂犬病ウイルスは「ラブドウイルス科リッサウイルス属」に分類されている病原体であり、人間と動物が共通して感染する病気で、傷口や粘膜に付着した動物の唾液から発症します。

狂犬病は、犬にかまれたら感染すると思われがちですが、愛犬とスキンシップをとっていたら感染したという事例もあって、感染すると侵入した狂犬病ウイルスが筋肉などの細胞に付着し、どんどん増殖する恐ろしいウイルスです。

筋肉細胞で増殖した狂犬病ウイルスが神経や脊髄を通り、脳に到達して全身に広がるため回復が難しいとされています。

狂犬病に感染してしまうと、風邪のような初期症状が現れて、倦怠感、筋肉痛、頭痛、発熱などの症状が見受けられます。

風邪薬を飲んでも回復する見込みがなく、1週間ほど軽い症状が続いた後は、狂犬病特有の意識的な症状が出始めて、興奮や錯乱状態になる、あるいは幻覚を見ることもあります。

【第2章】狂犬病を改善させるためにマグネシウム製品を取り入れる重要性

狂犬病は発症してしまうと回復が難しい病気のため、予防対策を徹底することが大切です。

犬にかまれたら、まずは落ち着いて水で創部をきれいに洗い流すことが重要であり、血が出ている場合は創部に流水をかけ、消毒液があれば最後に消毒しましょう。

狂犬病ウイルスは体外では壊れやすい性質を持っているため、流水により創部を洗浄することが大切であり、洗浄後にはガーゼや清潔なタオルでしっかり傷口を押さえて、病院へ受診しましょう。

現在、狂犬病の治療は確立されていませんが、狂犬病の疑いのある動物にかまれた後、すぐにワクチン接種をすることで発症はある程度抑えられます。

日本国内では狂犬病は発生していないので心配はありませんが、東南アジアなどの流行国で狂犬病の疑いのある犬・猫などの野生動物にかまれた時は速やかに医療機関を受診することを推奨します。

そして、マグネシウムは日々の生活において例えば飲酒時などにも消費されますし、食事から得られる糖質成分をエネルギーとして燃焼させるときにも大量に使用されることが知られています。

従来から本邦では日常生活内で積極的に意識してマグネシウムを摂取している方は比較的少なく、マグネシウムの摂取量が減少することで様々な病気に陥りやすいことが問題視されてきました。

そういった背景を受けて、近年では効率よく簡便にマグネシウム成分を補うことができるマグネシウムサプリメントやマグネシウムクリームという製品を日常的に活用する人も数多く存在しています。

2012年に米国のケース・ウェスタン・リザーブ大学、南フロリダ大学、カリフォルニア大学らの合同研究者らによって、マグネシウムが炎症性サイトカイン産生を減少させる自然免疫調節機序を担っている可能性に関する報告がされました2)。

そして、マグネシウム自体は血液中に約1%程度しか存在していないものの、これまでの数々の研究によって重要な生体因子のひとつであると言われています。

人間の身体の内部では、マグネシウムという成分は通常では多くの酵素を活性化する重要な役割を担っており、生命維持に必要な様々な代謝機構に関与しているファクターと言われています。

マグネシウムは、ミネラル成分のひとつであり、体内で多くの酵素の働きを助けていると同時に、実際にエネルギー産生機構に深く関与しております。

マグネシウムは、普段摂取している栄養素の合成や分解に携わる工程以外にも遺伝情報の発現、そして免疫機能の維持などにも寄与していますから、マグネシウムが生体内で欠乏すると低免疫状態から狂犬病の発症リスクが上昇すると考えられます。

通常では、マグネシウムは主に植物性・動物性食物、そして飲料に広く含まれているとされており、ホウレンソウのような緑色の葉野菜、マメ科植物、ナッツ類なども優れたマグネシウム成分の供給源となり得ます。

一方で、最近では健康志向が高まる中で、自分の食生活に不安を抱く人や健康増進を深く求める方々がいわゆる健康食品の一つであるサプリメントに期待をかけて、日常的に摂取されています。

生体の微妙な恒常性の維持をしている観点から、マグネシウムという物質は広範囲にわたって我々の身体において深く機能しているがゆえに昨今でもサプリメントなどの健康食品類が注目されているのです。

同様に、これまでにオーソモレキュラー医学会はマグネシウム摂取の必要性を度々に渡って強く訴えており、極端な緩下作用を生じることなく適切な用量でマグネシウムを取り入れる方法として経皮マグネシウムを推奨しています。

日本人はマグネシウム不足になりやすく、半数以上の方が理想値には達していないことからも、食事やサプリメント以外の方法で毎日でも使用できる経皮マグネシウムクリーム製品が勧められています。

こうした観点から、狂犬病の症状を改善させるためにも最低限のマグネシウムを摂取することが重要であり、その手段としてサプリメントや経皮的クリームなどのツールを上手く活用する必要があると考えられます。

【まとめ(おわりに)】

狂犬病は、致死率だけでなく蔓延率も高い病気ですが、しっかり予防していれば感染は抑えられます。

狂犬病に感染しないためには、いかに予防対策を行うかが大切であり、狂犬病を防ぐことは私たちだけでなく、犬をはじめとする動物たちを守ることに繋がります。

正しく適切な知識を持って狂犬病に対応できるように、疑問や不安なことがあったらすぐに専門医に相談しましょう。

私たちのからだの中に確かに存在して色々な生命活動をサポートしてくれているミネラルの中でも、特に現代の人々における心身の健康のために欠かせない代表格が、「マグネシウム」です。

マグネシウムは人体を構成するミネラルの中でも必要量が最も多く、現代人の食生活では不足しやすい栄養素であるので、自分に適したサプリメントや経皮吸収型クリームなどの製品を選択して補給することを心がけることが重要な観点となります。

今一度日々の食事内容や生活習慣スタイルを見直しながら、マグネシウム成分の摂取方法を工夫することによって狂犬病を引き起こさないためにも有意義な生活をみんなで過ごしましょう。

今回の情報が少しでも参考になれば幸いです。

【引用文献】

1) 伊藤(高山)睦代:狂犬病. NEUROINFECTION. 2020 年 25 巻 1 号 p. 113-

DOI https://doi.org/10.34397/jsnd.25.1_113

2)Sugimoto J, Romani AM, Valentin-Torres AM, Luciano AA, Ramirez Kitchen CM, Funderburg N, Mesiano S, Bernstein HB. Magnesium decreases inflammatory cytokine production: a novel innate immunomodulatory mechanism. Journal of Immunology 188:6338-46, 2012.

DOI http://www.jimmunol.org/content/188/12/6338

著者について

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■専門分野
救急全般、外科一般、心臓血管外科、総合診療領域

■プロフィール
平成19年に大阪市立大学医学部医学科を卒業後に初期臨床研修を2年間修了後、平成21年より大阪急性期総合医療センターで外科後期臨床研修、平成22年より大阪労災病院で心臓血管外科後期臨床研修、平成24年より国立病院機構大阪医療センターにて心臓血管外科医員として研鑽、平成25年より大阪大学医学部附属病院心臓血管外科非常勤医師、平成26年より救急病院で日々修練しております。

■メッセージ
私はこれまで消化器外科や心臓血管外科を研鑽して参り、現在は救急医学診療を中心に地域医療に貢献しております。日々の診療のみならず学会発表や論文執筆等の学術活動も積極的に行っております。その他、学校で救命講習会や「チームメディカル:最前線の医療現場から学ぶ」をテーマに講演しました。以前にはテレビ大阪「やさしいニュース」で熱中症の症状と予防法を丁寧に解説しました。大阪マラソンでは、大阪府医師会派遣医師として救護活動を行いました。