胆嚢癌を予防するのに今マグネシウムが注目されている?

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【はじめに】

胆嚢癌とは、胆汁を肝臓から十二指腸に運ぶ管である胆管の途中で枝分かれした場所にある袋状の臓器を意味する胆嚢に形成される悪性腫瘍のことを指しています。

一般的に、胆嚢癌は自覚症状に乏しいと言われており、早期癌は胆石症の手術で偶然に見つかることも多いとされています1)。

この疾患は、胆のう壁の内側にできたポリープががん化したもの、或いは胆のう壁の内部を這うように悪性腫瘍が波及していく二つのタイプで存在することが知られており、特に後者では比較的短時間で胆のう壁の外側にも腫瘍が顔を出すことがあると考えられています。

そして、これまで積み重ねられてきた知見から、マグネシウムの欠乏が急性心筋梗塞や脳血管疾患などの生活習慣病に加えて胆嚢癌を含む腫瘍性疾患の発症などに関与していることが判明しつつあります。

従来から本邦では日常生活内で積極的に意識してマグネシウムを摂取している方は比較的少なく、マグネシウムの摂取量が減少することで様々な病気に陥りやすいことが問題視されてきました。

そういった背景を受けて、近年では効率よく簡便にマグネシウム成分を補うことができるマグネシウムサプリメントやマグネシウムクリームという製品を日常的に活用する人も数多く存在しています。

今回は、胆嚢癌にならないために日常生活においてマグネシウム製品を取り入れる重要性について説明します。

【第1章】胆嚢癌になる原因とは?

胆嚢癌という病気は普段の食生活や人種の違いがその発症率に影響していると考えられており、特にアジアや南米に罹患率が高いという統計報告があります。

同じ胆のう内に病変が出来る胆石症はその成因などが明らかになりつつありますが、胆嚢癌との関連性については以前より数多の研究が施行されているものの明確なことは判明していないのが現状になっています。

一説では胆石病変が刺激となって胆のう炎を長い期間にかけて繰り返して起こすことが、本疾患の発症に間接的に繋がっているのではないかという意見も聴取されます。

また、本疾患のリスク要素だと考えられている原因の代表例は先天性膵胆管合流異常症であると伝えられています。

通常であれば、膵臓から分泌される膵液が通過する膵管と胆汁が通っている胆管は、十二指腸壁の中で合流してから十二指腸内に排出されていますが、この合流部位に生まれつき形態異常があり十二指腸壁よりも手前で合流しているのが先天性膵胆管合流異常症です。

これらの先天的な形態異常によって膵液と胆汁がお互いに逆流してしまう現象が引き起こされることで胆嚢癌の発症リスクが健常者よりも高まると考えられています。

【第2章】胆嚢癌にならないためにマグネシウム製品を取り入れる重要性

万が一、胆嚢癌を発症した際には完治が期待できる治療法としては手術加療のみであり、仮に早期に発見できて手術治療を実施できた場合には5年後の生存率は約90%以上と考えられています。

その一方で、胆のう壁を越えて周囲の臓器にまで浸潤して病状が進行した胆嚢癌のケースでは、手術を実践しても5年後生存率はおよそ50%以下となるため、いかに本疾患を早期発見することが重要な観点であるかを容易に理解できるかと思います。

病変が進行して手術切除することができない患者さんでは、化学療法や放射線治療が検討されますが、その効果は十分とは言えず現代でも標準的な治療とは考えられていません。

そして、マグネシウム自体は血液中に約1%程度しか存在していないものの、これまでの数々の研究によって重要な生体因子のひとつであると言われています2)。

人間の身体の内部では、マグネシウムという成分は通常では多くの酵素を活性化する重要な役割を担っており、生命維持に必要な様々な代謝機構に関与しているファクターと言われています。

マグネシウムは、ミネラル成分のひとつであり、体内で多くの酵素の働きを助けていると同時に、実際にエネルギー産生機構に深く関与しております。

マグネシウムは、普段摂取している栄養素の合成や分解に携わる工程以外にも遺伝情報の発現、免疫機能の維持などにも寄与していますから、マグネシウムが生体内で欠乏すると低免疫状態から胆嚢癌を含む悪性腫瘍罹患のリスクが上昇すると考えられます。

通常では、マグネシウムは主に植物性・動物性食物、そして飲料に広く含まれているとされており、ホウレンソウのような緑色の葉野菜、マメ科植物、ナッツ類なども優れたマグネシウム成分の供給源となり得ます。

一方で、最近では健康志向が高まる中で、自分の食生活に不安を抱く人や健康増進を深く求める方々がいわゆる健康食品の一つであるサプリメントに期待をかけて、日常的に摂取されています。

生体の微妙な恒常性の維持をしている観点から、マグネシウムという物質は広範囲にわたって我々の身体において深く機能しているがゆえに昨今でもサプリメントなどの健康食品類が注目されているのです。

同様に、これまでにオーソモレキュラー医学会はマグネシウム摂取の必要性を度々に渡って強く訴えており、極端な緩下作用を生じることなく適切な用量でマグネシウムを取り入れる方法として経皮マグネシウムを推奨しています。

日本人はマグネシウム不足になりやすく、半数以上の方が理想値には達していないことからも、食事やサプリメント以外の方法で毎日でも使用できる経皮マグネシウムクリーム製品が勧められています。

こうした観点から、胆嚢癌にならないためにも最低限のマグネシウムを摂取することが重要であり、その手段としてサプリメントや経皮的クリームなどのツールを上手く活用する必要があると考えられます。

【まとめ(おわりに)】

胆嚢癌という病気は腫瘍が小さい段階では自覚症状が出にくく、早期発見が難しいです。

もし袋状になっている胆嚢の出口近くに癌を認める場合には、胆のうから胆管への胆汁の生理的な流れがスムーズではなくなることで、右のわき腹痛や発熱症状を呈する胆嚢炎を合併して発症することがあります。

さらに知らぬ間に癌腫が巨大化することで総胆管と呼ばれる胆汁が主に流れている管を閉塞すると、胆汁が自然に腸管に流れなくなって眼球や全身の皮膚が黄色くなる状態である黄疸所見を引き起こす以外にも、体重減少や食欲不振の症状を自覚することもあります。

今はまだ、胆嚢癌の検診は確立していませんが多くの方々に本疾患の概要を広く知ってもらい、各々の医療機関で適切に精密検査が受けられるようにする環境整備が求められています。

そして、私たちのからだの中に確かに存在して色々な生命活動をサポートしてくれているミネラルの中でも、特に現代の人々における心身の健康のために欠かせない代表格が、「マグネシウム」です。

マグネシウムは人体を構成するミネラルの中でも必要量が最も多く、現代人の食生活では不足しやすい栄養素であるので、自分に適したサプリメントや経皮吸収型クリームなどの製品を選択して補給することを心がけることが重要な観点となります。

今一度日々の食事内容や生活習慣スタイルを見直しながら、マグネシウム成分の摂取方法を工夫することによって胆嚢癌を引き起こさないためにも有意義な生活をみんなで過ごしましょう。

今回の情報が少しでも参考になれば幸いです。

引用文献

  1. 宇野 雅紀, 神谷 里明, 川井 覚, 高木 健司, 前田 孝, 小倉 淳司, 松浦 晃洋:頸部嵌頓により急性胆嚢炎を呈した早期胆嚢癌の1. 日本臨床外科学会雑誌. 2018 79 11 p. 2346-2349.

DOI https://doi.org/10.3919/jjsa.79.2346

2)貝原俊樹ら:低カリウム血症, 低マグネシウム血症により多型性心室頻拍, 心肺停止となった1.心臓. 2015 47 SUPPL.1 p. S1_50-S1_54.

DOI https://doi.org/10.11281/shinzo.47.S1_50

著者について

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■専門分野
救急全般、外科一般、心臓血管外科、総合診療領域

■プロフィール
平成19年に大阪市立大学医学部医学科を卒業後に初期臨床研修を2年間修了後、平成21年より大阪急性期総合医療センターで外科後期臨床研修、平成22年より大阪労災病院で心臓血管外科後期臨床研修、平成24年より国立病院機構大阪医療センターにて心臓血管外科医員として研鑽、平成25年より大阪大学医学部附属病院心臓血管外科非常勤医師、平成26年より救急病院で日々修練しております。

■メッセージ
私はこれまで消化器外科や心臓血管外科を研鑽して参り、現在は救急医学診療を中心に地域医療に貢献しております。日々の診療のみならず学会発表や論文執筆等の学術活動も積極的に行っております。その他、学校で救命講習会や「チームメディカル:最前線の医療現場から学ぶ」をテーマに講演しました。以前にはテレビ大阪「やさしいニュース」で熱中症の症状と予防法を丁寧に解説しました。大阪マラソンでは、大阪府医師会派遣医師として救護活動を行いました。