肉離れを予防するのに今マグネシウムが注目されている?

【はじめに】

「肉離れ」という言葉をよく耳にする方も多いと思いますが、一般的には身体の筋肉の一部が外力などの影響を受けて断裂した状態を指しています。

通常では、スポーツや運動競技をしている際中に肉離れは起こりやすく、急激な筋肉の収縮が引き起こされることによって発症するとされています。

経験がある人もいるかもしれませんが、肉離れはダッシュをする際などに突然発症し筋肉の断裂音として「ぶちっ」、「ばちっ」などの音が聴こえた後に患部の疼痛症状が生じます。

そして、これまでの数々の研究においてマグネシウムというミネラル成分の摂取量が減少することで筋肉の病気を含めて様々な疾患に陥りやすいと考えられるようになってきましたが、我が国では日常生活内で前向きにマグネシウムを摂取している方は少ないようです。

一方では、近年において効率よく簡便にマグネシウム成分を補うことができるマグネシウムサプリメントやマグネシウムクリームという製品を日常的に活用する人も数多く存在しています。

今回は、肉離れを起こさないために日常生活においてマグネシウム製品を取り入れる重要性について説明します。

【第1章】肉離れする原因とは?

いわゆる「肉離れ」は、スポーツに関連して急激にダッシュするなど筋肉が突如収縮する状況において筋肉自体が伸び縮みする運動を行う上で筋繊維が過剰な動きにスムーズに対応できない際に筋肉が断裂して発症することになります。

肉離れは、上肢や腹筋など身体のどの筋肉箇所でも引き起こされる可能性はあるものの、実際には太ももの裏側や下腿部のふくらはぎの筋肉で発症することが多く見受けられます。

そして、運動前に実践すべきストレッチが不足しているなどの影響で筋肉がうまくほぐれていないときに伸展運動に対応することが困難となり筋断裂を起こして発症しやすいと言われています。

現実的に筋肉が損傷を受けている部位などを評価するためには、整形外科などの医療機関で手軽に施行できる超音波検査やMRIなどの画像検査を実施することで確認できます。

これらの検査を実践することで、筋肉の詳細な損傷箇所、あるいは筋肉内出血の有無、そして筋断裂具合の重症度などを総合的に評価することができて有用と考えられています。

【第2章】肉離れしないためにマグネシウム製品を取り入れる重要性

万が一、スポーツの際などに肉離れを発症した場合は、患部を冷却する、圧迫固定する、挙上するなどの応急処置を行って対応することで該当部位の負担を減らして筋肉の断裂や出血の増悪を予防することが出来ます。

また、基本的には湿布や塗り薬、あるいは内服薬などを使用した保存療法で治癒することが多く、疼痛症状が軽快するまではジャンプやダッシュなどの動作を回避して安静を指示されることになります。

通常では、肉離れを出来る限り予防するために、急激に筋肉を屈曲伸展させる運動をするのではなくて、事前に準備運動を十分に行って少しずつ運動強度をアップしていくことが重要な視点となります。

そして、マグネシウムは体内に多く含まれているミネラルの一種であり、一部の食物にも含有されていて1)、身体の中で補酵素や活性型物質として概ね300種類以上の酵素の働きを補助する役割を有しています。

マグネシウムが不足すると、糖尿病や高血圧、メタボリックシンドロームを含めた生活習慣病をはじめとして、肩こりや足のこむら返りなど筋骨格系組織にも様々な症状を引き起こすと伝えられています。

特に、マグネシウムというミネラル成分はカルシウムの作用を調整制御して全身の筋肉を収縮および弛緩させる役割を果たしています。

必須・主要ミネラルであるマグネシウムは身体に必要不可欠な栄養素なので、毎日の食事やサプリメントなどの栄養機能食品から充分に摂取しても悪い影響を及ぼすことはほとんどありません。

昨今注目を浴びている「サプリメント」は、ある成分が濃縮されて、錠剤やカプセルなど、通常の食品とは違う形をして作られた製品を指しており、最近ではサプリメントを通じてマグネシウムを補給する方法が一般的にも広く普及しています。

マグネシウムは、果物や野菜、そして経口サプリメントを組み合わせた食事成分として体内に摂取され、特に経口マグネシウムサプリメントに関しては成人1日あたりで約350 mgの摂取量以下であれば比較的安全域であると伝えられています2)。

また、これまでにオーソモレキュラー医学会はマグネシウム摂取の必要性を度々に渡って強く訴えており、極端な緩下作用を生じることなく適切な用量でマグネシウムを取り入れる方法として経皮マグネシウムを推奨しています。

日本人はマグネシウム不足になりやすく、半数以上の方が理想値には達していないことからも、食事やサプリメント以外の方法で毎日でも使用できる経皮マグネシウムクリーム製品が勧められています。

肉離れしないためにも最低限のマグネシウムを摂取することが重要であり、その手段としてサプリメントや経皮的クリームなどのツールを上手く活用する必要があるでしょう。

【まとめ(おわりに)】

「肉離れ」は、急激な動作をした際に筋肉が断裂を起こして痛みが生じる病気です。

疼痛症状そのものは、筋肉を伸展した時や荷重をかける際に増強するとされているため、例えば太ももやふくらはぎの部分に肉離れが発症すると負荷をかけることで痛み症状が強くなって普段通りに歩く、あるいは走ることが困難になります。

また、本疾患を引き起こした場合には患部において断裂部位が凹む、または内出血斑を合併するなど外表上の変化を伴うこともありますので、日常生活においてなるべく肉離れを起こさないように予防策を講じることが重要な観点です。

そのような背景がある中で、私たちのからだの中に確かに存在して色々な生命活動をサポートしてくれているミネラルの中でも、特に現代の人々における心身の健康のために欠かせない要素の代表格が、「マグネシウム」であると言われています。

マグネシウムは人体を構成するミネラルの中でも必要量が最も多く、現代人の食生活では不足しやすい栄養素であるので、自分に適したサプリメントや経皮吸収型クリームなどの製品を選択して補給することを心がけましょうね。

今一度日々の食事内容や生活習慣スタイルを見直しながら、マグネシウム成分の摂取方法を工夫することによって肉離れを引き起こさないためにも有意義な生活をみんなで過ごしましょう。

今回の情報が少しでも参考になれば幸いです。

引用文献

  1. 厚生労働省HPより:『「統合医療」に係る 情報発信等推進事業』.

DOI https://www.ejim.ncgg.go.jp/pro/overseas/c03/08.html

  1. Guerrera MP, Volpe SL, Mao JJ. Therapeutic uses of magnesium. American Family Physician 80:157-162, 2009.

DOI http://www.aafp.org/afp/2009/0715/p157.html

著者について

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■専門分野
救急全般、外科一般、心臓血管外科、総合診療領域

■プロフィール
平成19年に大阪市立大学医学部医学科を卒業後に初期臨床研修を2年間修了後、平成21年より大阪急性期総合医療センターで外科後期臨床研修、平成22年より大阪労災病院で心臓血管外科後期臨床研修、平成24年より国立病院機構大阪医療センターにて心臓血管外科医員として研鑽、平成25年より大阪大学医学部附属病院心臓血管外科非常勤医師、平成26年より救急病院で日々修練しております。

■メッセージ
私はこれまで消化器外科や心臓血管外科を研鑽して参り、現在は救急医学診療を中心に地域医療に貢献しております。日々の診療のみならず学会発表や論文執筆等の学術活動も積極的に行っております。その他、学校で救命講習会や「チームメディカル:最前線の医療現場から学ぶ」をテーマに講演しました。以前にはテレビ大阪「やさしいニュース」で熱中症の症状と予防法を丁寧に解説しました。大阪マラソンでは、大阪府医師会派遣医師として救護活動を行いました。