乳癌を予防するのに今マグネシウムが注目されている?

【はじめに】

乳癌は豊富な脂肪組織内に乳汁分泌を担っている乳腺組織が含まれる乳房領域に発生する悪性腫瘍のことを指しています。

乳房自体は女性で発達している器官であり、乳腺組織は乳汁を作る小葉と乳汁の通り道で小葉と乳頭間を走行している乳管で構成されます。

本疾患は体表に発生する悪性腫瘍であり、現在のところ乳癌治療の大きな柱は手術、抗がん剤、ホルモン療法、放射線治療の4つであると考えられています1)。

そして、これまで積み重ねられてきた知見から、マグネシウムの欠乏が急性心筋梗塞や脳血管疾患などの生活習慣病に加えて乳癌を含む腫瘍性疾患の発症などに関与していることが判明しつつあります。

従来から本邦では日常生活内で積極的に意識してマグネシウムを摂取している方は比較的少なく、マグネシウムの摂取量が減少することで様々な病気に陥りやすいことが問題視されてきました。

そういった背景を受けて、近年では効率よく簡便にマグネシウム成分を補うことができるマグネシウムサプリメントやマグネシウムクリームという製品を日常的に活用する人も数多く存在しています。

今回は、乳癌にならないために日常生活においてマグネシウム製品を取り入れる重要性について説明します。

【第1章】乳癌になる原因とは?

乳癌のほとんどを占めているのが乳管から発生する乳管がんであり、これ以外にも粘液がん、管状がん、腺様嚢胞がんなどの特殊な乳がんもあります。

また、非常にまれではありますが乳腺が発達していない男性の場合でも本疾患を発症するケースが散見されます。

乳がんを発症させる原因についてはいまだに正確には解明されていませんが、現在のところではエストロゲン、生活習慣、遺伝子変異などとの関連性が指摘されています。

エストロゲンとは、乳癌におけるがん細胞の増殖に関与していると考えられている女性ホルモンのことを指しています。

一般的に、女性で経験される月経、妊娠、出産などのイベントにはエストロゲンとプロゲステロンと呼ばれる2種類の女性ホルモンが大きく関与していると言われています。

したがって、生涯の間に月経回数を多く経験する人では妊娠や出産を経験する場合よりも相対的にエストロゲンに暴露される期間が自然と長くなるため乳癌の発症リスクが高くなると伝えられています。

また、本疾患を発症させる因子の一つとして生活習慣が挙げられており、例えば過度の飲酒、長期間に渡る喫煙歴、閉経後の肥満などが考えられています。

乳がんの中には遺伝するタイプも指摘されており、同じ家系内に複数の乳がん発症者が存在する場合には通常よりも格段の注意が必要とされています。

このような遺伝性乳がんの約半分の割合で、BRCA1、あるいはBRCA2という遺伝子変異を有する症候群が存在することが知られており、これらの場合には若くして乳癌や卵巣癌の両者を発症しやすいと伝えられています。

【第2章】乳癌にならないためにマグネシウム製品を取り入れる重要性

乳癌における代表的な症状としては、乳房にしこりが触れる、乳房における皮膚所見の変化、脇のリンパ節腫脹などが挙げられます。

本疾患はその他の悪性腫瘍と比較して、薬物治療や放射線療法における治療成績が比較的高いと言われているため、早期に発見して適切に治療が実施されれば良好な予後が期待できますので、特に中年期の女性では乳がん検診を定期的に受けることが重要な視点です。

そして、マグネシウム自体は血液中に約1%程度しか存在していないものの、これまでの数々の研究によって重要な生体因子のひとつであると言われています2)。

人間の身体の内部では、マグネシウムという成分は通常では多くの酵素を活性化する重要な役割を担っており、生命維持に必要な様々な代謝機構に関与しているファクターと言われています。

マグネシウムは、ミネラル成分のひとつであり、体内で多くの酵素の働きを助けていると同時に、実際にエネルギー産生機構に深く関与しております。

マグネシウムは、普段摂取している栄養素の合成や分解に携わる工程以外にも遺伝情報の発現、免疫機能の維持などにも寄与していますから、マグネシウムが生体内で欠乏すると低免疫状態から乳癌を含む悪性腫瘍罹患のリスクが上昇すると考えられます。

通常では、マグネシウムは主に植物性・動物性食物、そして飲料に広く含まれているとされており、ホウレンソウのような緑色の葉野菜、マメ科植物、ナッツ類なども優れたマグネシウム成分の供給源となり得ます。

一方で、最近では健康志向が高まる中で、自分の食生活に不安を抱く人や健康増進を深く求める方々がいわゆる健康食品の一つであるサプリメントに期待をかけて、日常的に摂取されています。

生体の微妙な恒常性の維持をしている観点から、マグネシウムという物質は広範囲にわたって我々の身体において深く機能しているがゆえに昨今でもサプリメントなどの健康食品類が注目されているのです。

同様に、これまでにオーソモレキュラー医学会はマグネシウム摂取の必要性を度々に渡って強く訴えており、極端な緩下作用を生じることなく適切な用量でマグネシウムを取り入れる方法として経皮マグネシウムを推奨しています。

日本人はマグネシウム不足になりやすく、半数以上の方が理想値には達していないことからも、食事やサプリメント以外の方法で毎日でも使用できる経皮マグネシウムクリーム製品が勧められています。

こうした観点から、乳癌にならないためにも最低限のマグネシウムを摂取することが重要であり、その手段としてサプリメントや経皮的クリームなどのツールを上手く活用する必要があると考えられます。

【まとめ(おわりに)】

乳癌という病気は30歳代ごろから罹患率が増加し始め、早期の段階では自覚症状も乏しく発見が遅れてしまうケースも少なくありません。

本疾患を予防するためには、その発症リスクと考えられている飲酒、喫煙などの生活習慣を回避して、日常的に適度な運動を実践して肥満体形を避けることが重要な観点となります。

さらに、初期の乳癌では無症状で経過する場合も十分に考えられるため、定期的に乳がんに特化した検診を受けて早期発見、早期治療に繋げる事を心がけましょう。

そして、私たちのからだの中に確かに存在して色々な生命活動をサポートしてくれているミネラルの中でも、特に現代の人々における心身の健康のために欠かせない代表格が、「マグネシウム」です。

マグネシウムは人体を構成するミネラルの中でも必要量が最も多く、現代人の食生活では不足しやすい栄養素であるので、自分に適したサプリメントや経皮吸収型クリームなどの製品を選択して補給することを心がけることが重要です。

今一度日々の食事内容や生活習慣スタイルを見直しながら、マグネシウム成分の摂取方法を工夫することによって乳癌を引き起こさないためにも有意義な生活をみんなで過ごしましょう。

今回の情報が少しでも参考になれば幸いです。

引用文献

  1. 多田 敬一郎:乳癌のホルモン治療. 日大医学雑誌. 2021 80 4 p. 163-166.

DOI https://doi.org/10.4264/numa.80.4_163

2)貝原俊樹ら:低カリウム血症, 低マグネシウム血症により多型性心室頻拍, 心肺停止となった1.心臓. 2015 47 SUPPL.1 p. S1_50-S1_54.

DOI https://doi.org/10.11281/shinzo.47.S1_50

著者について

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■専門分野
救急全般、外科一般、心臓血管外科、総合診療領域

■プロフィール
平成19年に大阪市立大学医学部医学科を卒業後に初期臨床研修を2年間修了後、平成21年より大阪急性期総合医療センターで外科後期臨床研修、平成22年より大阪労災病院で心臓血管外科後期臨床研修、平成24年より国立病院機構大阪医療センターにて心臓血管外科医員として研鑽、平成25年より大阪大学医学部附属病院心臓血管外科非常勤医師、平成26年より救急病院で日々修練しております。

■メッセージ
私はこれまで消化器外科や心臓血管外科を研鑽して参り、現在は救急医学診療を中心に地域医療に貢献しております。日々の診療のみならず学会発表や論文執筆等の学術活動も積極的に行っております。その他、学校で救命講習会や「チームメディカル:最前線の医療現場から学ぶ」をテーマに講演しました。以前にはテレビ大阪「やさしいニュース」で熱中症の症状と予防法を丁寧に解説しました。大阪マラソンでは、大阪府医師会派遣医師として救護活動を行いました。